スローガン
Tomi's professional mission
- 組織横断的に関わり、指導します
- 奇跡が起こるような活動をします
- 情熱や愛情をもって信頼関係を構築します
- 個人の行動に責任とプライドを持ちます
- 必要とされる時に、必要なタイミングで相談される存在になります
- 専門的な最新知識、倫理を学び実践します
看護師経験の半分以上が脳神経外科領域での勤務であったことから、脳に障害を持ち、後遺症と伴にこれからの人生を再構築され、頑張っている患者さんや家族さんの役に立ちたいと思いました。また、脳疾患の患者さんが大好きなため知識を深め自分自身の中の引き出しを多く持ちたかった為
家庭もあり息子も低学年であった為 日々の勉強・テスト・実習などの両立するのは大変でした。テスト前、実習前・中は寝ていません。泣きながら実習に向かった思い出もあります。また、実習中は寮に入りましたが、環境を整えるための引っ越しの荷物運びも息子が手伝ってくれました。
色々なことがありながら、周りに支えてもらい、引き続き現在もサポートしてもらっているおかげで続けられています。感謝の気持ちしかありません。
来年 認定10年目の更新の年となります。新たな取り組みとして脳卒中窓口が設置されます。多職種と協力してチーム一丸となり患者さんや家族さんにコロナ禍だからできる温かい、深みのある看護を提供していけたらと思っています。また、脳ならではの残存機能を引き出せる楽しさ・やりがいに興味を持ってくれるスタッフの介入 脳卒中認定看護師の育成においても力を入れていきたいと思います。
リンクナースとして活動する中で、感染がもたらす生命の危機や治療の長期化などに伴う医療費の増大などを経験し、感染管理の重要性を痛感すると同時に、自分自身の知識や経験不足も実感しました。
感染に関する勉強を進めるうちに、もっと専門的な知識やスキルを身に着けたい、私が感じている感染管理の大切さをもっとみんなに伝えたいという思いが芽生え、上司の勧めもあり、感染管理認定看護師の道を志すことを決意しました。
感染管理認定看護師は組織横断的に活動し、病院職員、患者さん、来訪者など病院に関わる全ての人を感染の危険から守るという役割を担っています。
看護部という枠組みを超えて、病院で働く職員の方々と協働しながら、一人一人が感染を意識し適切な感染対策が実践できるよう、現場で実践可能な感染対策を常に考え活動することに使命感や、やりがいを感じています。
勉強や課題、実習など大変でしたが、同じ目標に向かっている仲間と共に、新たなことを吸収する場でもあり楽しいことの方が多かったです。
資格取得後は、医師をはじめ看護師以外のコメディカル、病院に関わる職員全員への周知や教育、一方通行なコミュニケーションにならないように各部署との関係調整を行うことに難しさを感じました。
感染対策は1人が一生懸命頑張っても、誰かが不十分だとうまくいきません。
みんなで感染対策が実践できるよう、現場の声に常に耳を傾けながら、引き続き活動を行っていきたいと思っています。
循環器内科の病棟で心不全の患者さまが入退院を繰り返しておられることに疑問を感じていました。日本循環器看護学会に参加し、再入院の原因となった増悪因子や、家族などの社会的環境、疾患の理解、治療・ケアに対する希望などを入院初期の段階から情報収集する必要があること、私自身が日常の臨床で患者さまの問題点を見出す関わりができていなかったことがわかりました。高齢者世帯や独居など、支援態勢が十分でない患者さまに対しては、病棟・外来・地域での継続看護や多職種で連携した支援が重要であることもわかりました。また心不全に関する様々な研究会や学会を拝聴させて頂くなかで心不全患者さまの看護に興味とやりがいを感じました。心不全と共存した生活ができるような環境調整を行いながら、患者さま・ご家族の思いを大切にした支援を提供していきたいという思いを強く持つようになりました。当時の知識や技術では未熟な部分が多く、実践することに限界を感じ、教育課程で様々な援助技術や知識を習得し、実践する能力を養う必要があると考え、教育課程で研修をさせていただき、資格を取得いたしました。
現在、循環器内科脳神経外科脳神経内科の混合病棟に所属しています。急性期〜人生の最終段階(終末期)の幅広い病期の患者さまを対象に介入しています。急性期には症状体験の語りから患者さまが病気をどのように解釈しているのか確認し、早期受診行動へのアプローチを行います。安定期には患者さまの「強み」や「できること」に着目し、生活者としての視点から療養支援を行っています。人生の最終段階(終末期)には主治医と協働しながら意思決定支援や緩和ケアへの介入を行っています。心不全と共存しながら、その人らしい人生を送っていただくことを大切にしながら活動をしています。週1回「心不全カンファレンス」を開催し、患者さまの看護の方向性についてスタッフと一緒に考えたり、循環器科の先生にも病態を説明していただきながら一緒に学んでいます。地域の訪問看護ステーションの方からのご相談にも対応させていただいています。
介入させていただいた患者さまが、入院中に獲得した養生法を実践し、生活の中で折り合いをつけながら生活しておられることを担当医や訪問看護師さんからお聞きしたときです。患者さまからの物語りを、病棟スタッフが看護ケアに生かしてくれたときや、対応に苦慮した患者さまに対し、病棟でカンファレンスを行いながらスタッフ一丸となって対応し、患者さまに改善の兆しが見られたときもやりがいを感じ、資格を取得してよかったと思いました。
私の資格取得分野は院内に私1名ですので、最初は何をするにも手探り状態でした。日常業務をしながら活動時間を確保することが難しかったです。認定看護師の活動は様々なスタッフの方の協力無しには成り立ちません。「スタッフが気持ちよく活動に送り出してくれるには、自分がどうあるべきか」を常に考え、リフレクションしています。
今は病棟スタッフや上司の方の協力も得られ、十分な活動時間が確保できています。
今、実践していること、できていることを継続していくことが一番の目標です。心不全の患者さまを取り巻く状況は年々複雑化してきているように感じます。循環器内科の先生方、病棟スタッフの方、地域連携室やリハビリスタッフと協働しながら心不全患者さまを支えていくことができるようなチームを作ることも今後の目標です。
2020年新型コロナウイルスの流行によりこれまで以上に感染対策が重要視され、これで良いのかと自問自答することが多くありました。スタッフの行動変容を起こす困難さにも直面しこの困難を克服するには今までの知識では足りないと感じていました。
自分自身の知識がないと指導ができない、人を動かすことができないと思い感染管理認定看護師を志しました。
感染管理認定看護師は、患者さんと職員を感染から守るために他職種組織横断的に活動しています。
データを収集・分析・可視化し、医師やスタッフと共有しています。感染が減少したかどうかは、数値で測れるため、減少した時にはやりがいに繋がります。
課題や試験が多く、今までにないくらい勉強しました。中々覚えられず記憶力の低下を実感し苦労しました。
学校では年齢層がバラバラでとても多くの刺激をもらい、とても大切な仲間と出会え、共感し合い、励まし合って頑張ることができました。
感染管理認定看護師として、感染対策に対する疑問や悩みを解決できるように現場に寄り添います。
データを収集・分析し、病棟へフィードバックし医療関連感染が減少できるように、教育にも力を入れていきたいと思います。
急性期治療の看護、高次脳機能障害、残存機能を活かした生活など、社会復帰、自立支援ができるような関わり、病態や背景などあらゆる視点から介入できるようになりたいと、脳卒中患者の看護を通して強く感じたため志望しました。
他府県の学校に入学したため、勉強、課題、実習など大変なのはわかっていた事なのですが、まったく知り合いがいない状況だったため辛かったです。しかし同じ分野のことをいつでも相談ができる友達ができた事は良かったと思います。
すべての活動が初めてする事なので、どのように進めていけばいいのか分からず、先輩CN、周りのスタッフからのサポートを受けながら、活動できていることに感謝しています。
今何をすべきなのか、日々の業務との優先順位を考えながら進めていく事が難しいです。
脳卒中の看護が好きなため、1人でも多く脳卒中の患者さん、家族さんに介入する事。脳卒中看護を多職種と連携、情報共有し、患者さん、家族さんがより良い生活が送れるように看護を提供できるようにしたいです。
資格取得のきっかけ
キャリアアップを考えた時、専門的な知識を持ったスペシャリストになりたいと思いました。その上で、当院は専門分野以外の診療科に弱い傾向があり、幅広い診療科における看護を引率して、提供できる存在になりたかったため、この分野を選びました。
現在行っている活動内容
HCU・SCU・救急外来を中心とした病棟ラウンド。現場のニーズに合わせた勉強会や事例検討会、倫理カンファレンスなどを計画的に行っています。また、急性期看護に関わる内容のコンサルテーションへの対応も行っています。
やりがい(資格取得しよかったと思うこと)
重篤な状況にある患者さんへの介入を医師と共有し、回復の兆候を細かく観察しながらケアを行い、状態が安定して一般病棟へつなげられること。また、その患者さんが退院となった時にわざわざお礼の挨拶を頂けたことが心に残っています。
取得や活動において大変だったこと
大学院でのCNSコースの学習は、環境や考え方の変化が大きくたいへんでした。また、働く上では各部門やスタッフの方に、自分の資格の役割や活動を理解し活用してもらえるようになるまで、自身の資格の宣伝をしながら看護実践を行う事が大変でした。
今後の目標
もっと活動の幅を拡げ、病院全体がシームレスに質の良い急性期看護の実践ができるように、現場の底上げや問題の調整を図って活動を重ねていきたいと思います。